夜の駐車は断然お得!
コインパーキングは、一日のうち「時間帯」によってニーズに明らかな差が出るものです。休日など昼間などは特に需要が跳ね上がる時間帯です。住んでいる街、よく行く街を少し眺めてみればわかるものですが、明らかに人が多いでしょう。大多数の人が、日中活動し、夜になれば家に帰ります。夜にショッピングをしようにも、明らかに多数の店舗が営業を終了してしまっているため、目的を果たすことが出来ません。
夜に営業しているのは一部の飲食店に限られます。そのような状況ですから、夜にはパーキングに停めている車もグンと少なくなります。それでも各パーキングのオーナーは運営するパーキングが少しでも稼働していないと損をしてしまいますから、需要が少ない時間帯には「料金を下げる」というシンプルな方法で少しでも利用してもらおうとしているのです。夜のパーキングは、昼間に比べて格段に安いことが多いです。そして空いています。
ただ、これはやはり「場所による」ということになります。例えば、駅付近のパーキングでは、終電後などは利用者もなく圧倒的に安くなるものですが、これが繁華街ではなかなかそうもいきません。「昼よりも夜の方が人が多い」となると、パーキングの需要もその時間帯に集中するので、割引がされていないこともあるかもしれません。ですが、繁華街などでは「アルコール」を摂取することが多くなるので、そもそも車で乗りつける人も少ないのかもしれません。いたとしても帰りは「運転代行」を呼ぶなど、また違った需要が発生するのです。
要するに、夜になって「空いている」パーキングは「安くなっている」ことが多いといえます。逆に昼も夜も絶え間なく混んでいるようなパーキングでは、安くする理由がないため料金は変わらないことが多いでしょう。パーキングはあまり「ウリ」や「特徴」を打ち出しにくい施設です。場所と料金、何台停められるのか、そして自走式か立体なのか、などの情報が全てといっていいでしょう。この中の駐車可能台数などは近隣のライバルパーキングとの差はもともと決まっています。土地を拡張することは難しいからです。だとすると、あとは「料金」しか抜きんでるものがないのです。
コインパーキングは比較的近い場所に別々のパーキングが設置されることも多いです。中には隣り合っているパーキングもあります。利用者にとってみれば、隣り合ったパーキングがあれば「安い」方が良いに決まっています。逆に言えば、それくらいしか差がないのです。そのように「料金」を「操作」することがパーキングのオーナーが唯一できることです。そして利用者がもっとも注視する要素でもあります。需要が少なくなる夜は、まさに各パーキングは利用者の争奪戦となります。
ひと晩停めていて1000円まで、またはさらに安い場合なども多々あります。どうせ停めるのでしたら、やはり安い方がいいのですから、もし夜にコインパーキングに駐車する必要が出てくる場合は、その料金をしっかりと調べてみましょう。まったく割引をやっていないパーキングがあったとしても、その隣のパーキングはもしかすると「○時間まで上限いくら」となっているかもしれません。調べてみた方が断然お得なのです。