しまった!満車!そんなときには

 停めようとしたパーキングが満車であることはよくあります。パーキングが満車である場合、時間があるのであれば他の車が出庫するまで待つ、という方法もあります。ただ、明らかにパーキングへの入り口が道路に面していて、且つ狭いようなところでは自粛した方がいいでしょう。ショピングモールや大型施設のパーキングでは、警備員が誘導にあたっている場合が多くみられます。広い道路に面したパーキングでは、駐車待ちの列の最後尾で後続車に対して回避するように呼びかけていたりします。そのようなパーキングでは安心して待てるものですが、そうではなく狭い路地にポツンとあるコインパーキングの場合はなかなか待っていられないこともあります。そのような時は諦めて他のパーキングを探すか、或いは少し回ってもう一度同じパーキングにトライするしかありません。

一番怖いのは、「満車である」とわからないパーキングです。そして、さらにそのパーキングが車が回転する隙間もないような狭いパーキングである場合です。そのようなパーキングは、まず「ゲート」がありません。誰でもとりあえず中に侵入することができます。そして、踏み板式のカウンタが備わっています。地面に設置されたバーが上に跳ね上がり、料金を支払わなければ出庫できないようなタイプになっています。外から見て、明らかに「満車」とわかれば何も問題ないのですが、見通しの悪いパーキングではワゴン車の陰に軽自動車が駐車されていて「空いている」と勘違いしてしまうことがあります。満車であるのに侵入したとしても、そのまま一周して出られれば問題はありません。何も不安はありません。ですが、都市部のコインパーキングなどは総じて「狭い」ものです。狭い土地に少しでも多くの自動車を駐車させようとしているが故、敷地内には最低限のスペースしか持っていないものも数多く見られます。

そのようなパーキングに誤って侵入してしまったとしたら、少し面倒なことになります。前に進むこともできず、切り返すこともできない。侵入してきた確度でそのまま後進して脱出するしかないのです。ですが、そこに後続車が迫っていたとしたら、それは悲惨なことになるでしょう。後続車も駐車スペースがあると勘違いしているのです。代替は、ギアをリバースに入れた瞬間に光る後進の「白いライト」で状況は伝わるはずでしょうから、一台ずつ順序良く脱出するしかありません。ですが、非常に時間がかかってしまうかもしれません。これを防ぐためには、あらかじめパーキングの状態を確認するしかありません。現在ではどのようなパーキングにも「空車」が「満車」の表示があります。まずはそれを見逃さないようにしましょう。

あとはなるべく台数の多く停められるパーキングを選ぶことも大切です。台数が多く停められるところはその分空いている確立も高くなります。停められないパーキングに行っても意味がないのですから、停めやすく、相手いることが多いパーキングをうまく見抜きたいものです。いくら運転に自信があっても、詰まった狭いパーキングは難所です。できれば迷いこまない方がいいでしょう。やはり、目的地周辺にいくつかのパーキングを見出しておくことが必要なのではないでしょうか。

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