一日中停めておきたい場合は?

 時と場合によっては、「車を一日中停めておきたい」という場合もあるでしょう。親類や友人、知人の家に招かれた時など、その状況はさまざまだと思います。「一日」の定義もさまざまで、つまり7時間から8時間程度であれば現実的ですが、24時間以上となると少し料金の面で不安になってしまうのではないでしょうか。長時間停めることが前提ですから、「一日最大いくら」というコインパーキングを探すことになるだろうとは思うのですが、そのコインパーキングでは「一日」を超えてしまえばどうなるのでしょうか。

単純に「一日の最大料金を日数にかける」というようなルールであれば計算もしやすいのでよいのではないでしょうか。しかし、一日を過ぎたあたりから急に「時間計算のみ」に変更してしまうと・・・・・。と考えるととても落ち着いて駐車できません。答えはどのようにして調べたらよいのでしょうか。

実は、それは簡単なことです。パーキングに記されています。時間貸しで料金を徴収する場合は、その「システム」を必ず明示しなければいけません。「書いていない」ということは「遺法」になります。そうなると「行かなければわからないのか」ということになりますが、よく聞く名前のパーキングチェーンであればインターネットでの情報提供が充実していますから、あらかじめ調べればわかることが多いでしょう。よく見られるケースとしては、「住宅地」であれば純粋に「日数かける一日の最大料金」、市街地や都市部であれば「超過料金」として所定の経過時間単位で課金していく形です。

それはシンプルで、「駐車料金が高い」ところほど超過料金の傾向が高いです。あまり停める人が少ないような場所であれば、料金体系も優しいものになっています。皮肉なもので、「混むところはトコトン取る」というような風潮はパーキングでは顕著なパターンです。

ところで、一日中駐車する際、たとえば親類や友人、知人の家に招かれ、そのまま日をまたいで駐車する場合は、あまり人の気配がなさすぎる場所は避けた方がよいのではないでしょうか。そして目的地からあまり離れた場所も避けた方が良いと思います。その親類や友人、知人は見知った相手であっても、その土地自体はホームグラウンドではないわけです。さらにあまり人が少ないような場所に一日や二日も愛車を「放置」することはあまり推奨できません。人通りが少なければ「車上荒らし」などの格好の標的にもなってしまうからです。

そのようなこと自体は離れていてはなかなか防げるものではありません。かといって、「警報装置」を付けたとしても、周囲に人気がなければ無力です。長い間車を停めておく場合は、その駐車場所には慎重になった方が良いでしょう。人気のない場所がかならず危険なわけではないですが、「リスク」は確かにあります。窓をしっかりしめ、施錠をし、貴重品は必ず車の中に残さないようにしましょう。選択肢がいくつかあるのであれば、駐車場所は明るく人気のある場所にするのが最善です。何度も自分の車を確認するわけにもいかないのですから、しっかりと防犯対策を行ったうえで駐車する方がよいでしょう。とにかく、窓を開けたままにしないことと、施錠はしっかりと行いたいものです。

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